韓国でスマホを紛失したら|LOST112は外国人も使える?

韓国でスマホを紛失したら、まず端末の位置確認とロックを行い、最後に利用した施設へ連絡してください。そのうえで、韓国警察庁の遺失物総合管理システム「LOST112」で拾得物情報を検索します。

LOST112の拾得物情報は外国人旅行者も検索できます。ただし、オンラインで紛失届を提出するには会員登録が必要です。外国人登録番号を持たない短期旅行者は、近くの警察署・地区隊・交番を訪問して届け出るのが基本です。

LOST112はスマホの現在地を追跡するサービスではありません。iPhoneの「探す」やAndroidのFind Hubによる端末保護と、施設への問い合わせ、LOST112検索、警察への届出を並行して進めましょう。

先にすること:別の端末からスマホの位置を確認し、紛失モードまたは端末保護を有効にします。知らない建物や個人宅に位置が表示されても、自分で入り込んだり相手と直接交渉したりしないでください。

この記事の目次

LOST112は外国人も使える?

外国人もLOST112を利用できますが、拾得物情報の検索とオンラインでの紛失届では条件が異なります。

利用者拾得物情報の検索紛失届
外国人登録番号がない短期旅行者検索可能警察署・地区隊・交番を訪問
外国人登録番号がある在住者検索可能会員登録後にオンライン届出が可能
会員登録をしていない人検索可能オンライン届出は利用できない

韓国警察庁の日本語FAQでは、外国人登録番号がある外国人は新規会員登録が可能と案内されています。外国人登録番号がない場合は、近くの警察署・地区隊・交番を訪問して紛失届を出し、受付証を受け取ります。

つまり、短期旅行者が「会員登録できないからLOST112を使えない」と考える必要はありません。最初に公開されている拾得物情報を検索し、該当品が見つからなければ警察で届け出る流れが現実的です。

外国人の届出条件は、LOST112日本語版の外国人向けFAQで確認できます。

スマホをなくした直後にすること

韓国の安全な屋内で紛失したスマホの位置確認と端末保護を行う旅行者

同行者のスマホ、ホテルのパソコンまたは別の信頼できる端末から、紛失したスマホの位置と状態を確認します。

iPhoneは「探す」を使って位置を確認し、音を鳴らす、紛失としてマークするなどの操作ができます。手順はAppleの紛失したiPhoneを見つける方法で確認してください。

AndroidはFind Hubを使って位置の確認、音の再生、端末の保護や初期化を行えます。詳しい条件と操作方法はGoogleの紛失したAndroid端末の保護方法で確認できます。

遠隔でデータを消去すると、その後の位置確認ができなくなる場合があります。端末の回収可能性や保存されている情報の重要度を考え、初期化は慎重に判断してください。

地図上に位置が表示されても、知らない建物や個人宅に自分で入ったり、相手と直接交渉したりするのは避けましょう。盗難の可能性や身の危険を感じる場合は、表示された位置と時刻を保存して警察に相談してください。

  1. 端末の位置を確認し、紛失モードまたは端末保護を有効にする
  2. 最後に利用した駅、店舗、ホテル、空港やタクシー会社へ連絡する
  3. 通信会社に連絡し、必要に応じてSIMや回線を一時停止する
  4. モバイル決済や金融アプリの不正利用対策を行う
  5. LOST112を検索し、見つからなければ警察へ届け出る

駅、空港や商業施設で拾われた物は、施設内で一時保管された後に警察側へ移管される場合があります。紛失した当日は施設へ直接確認し、LOST112は翌日以降も繰り返し検索してください。

LOST112でスマホを検索する手順

ホテルのパソコンから韓国の遺失物検索サービスでスマホを探す旅行者

LOST112の日本語ページを開き、拾得物の検索へ進みます。検索画面の構成は変更される可能性がありますが、表示される品目、拾得日、地域などの条件を使って候補を絞り込みます。

  1. 品目で携帯電話に該当する項目を選ぶ
  2. 紛失日を含む期間を指定する
  3. ソウル、釜山、仁川など、紛失した地域を選ぶ
  4. 機種、色、ケースなどの特徴が一致するか確認する
  5. 詳細画面で拾得場所、保管機関と連絡方法を確認する

紛失時刻と拾得物の登録時刻が一致するとは限りません。検索期間を紛失当日だけに限定せず、翌日以降も含めて確認しましょう。場所がはっきりしない場合は、駅名や店舗名ではなく市や区まで条件を広げます。

「iPhone」や「Galaxy」という機種名だけでは似た候補が多くなります。色、ケース、ストラップ、画面の傷や待ち受け画像など、本人だけが説明できる特徴をメモしておくと受け取り時の確認にも役立ちます。

旅行者が警察で紛失届を出す方法

韓国の警察施設でスマホの紛失届を提出する日本人旅行者

外国人登録番号を持たない短期旅行者は、近くの警察署(경찰서)、地区隊(지구대)または交番(파출소)で紛失届を出します。届出が受理されると受付証が発行されます。

警察へ行く際は、パスポート、スマホの電話番号、機種名、色、シリアル番号やIMEI、紛失した時間と場所を分かる範囲で準備してください。すべての情報が分からなくても、分かる内容から説明します。

警察で見せる韓国語

휴대전화를 잃어버렸어요. 분실 신고를 하고 싶어요.

携帯電話をなくしました。紛失届を出したいです。

届出時に受け取った管理番号や受付証は、後日の照会や旅行保険の手続きで必要になる可能性があります。受付証を撮影し、同行者や家族にも管理番号を共有しておくと安心です。

警察で日本語が通じない場合は、別の端末から1330観光通訳案内を利用する方法があります。1330は警察への届出を代行するサービスではありませんが、電話や有人チャットによる観光案内と通訳支援を提供しています。

2026年7月25日の確認時点では、案内時間は韓国時間の7時から24時までです。利用前に韓国観光公社の1330観光通訳案内で最新の受付時間と利用方法を確認してください。

該当するスマホが見つかったら

LOST112で自分のスマホと思われる情報を見つけても、すぐに保管場所へ向かうのではなく、詳細画面に記載された担当機関へ先に連絡してください。

次の内容を確認します。

  • 現在の保管場所
  • 受け取り可能な曜日と時間
  • 必要な本人確認書類
  • 代理人による受け取りが可能か
  • 受け取り前に伝える必要がある管理番号

受け取り時には電話番号、機種、色、ケース、シリアル番号などを照合される場合があります。本人確認のために画面ロックの解除を求められた場合は、暗証番号を伝えず、自分で端末を操作してください。

電話、メールやメッセージでApple Account、Googleアカウントのパスワード、画面ロック番号や認証コードを伝えてはいけません。LOST112に似せたメッセージから外部サイトへ誘導された場合も、すぐに個人情報を入力せず、公式サイトで登録状況を確認してください。

端末が戻った後は、不審なログイン履歴、モバイル決済と金融アプリの利用履歴を確認します。回線を停止していた場合は通信会社へ再開手続きを依頼してください。

韓国でのスマホ紛失に関するFAQ

LOST112でスマホの現在地を追跡できますか?

できません。LOST112は警察や関連機関に届けられた拾得物情報を確認するためのサービスです。スマホの現在地はiPhoneの「探す」、AndroidのFind Hubまたは通信会社の対応サービスで確認します。

旅行保険用の紛失届受付証は発行してもらえますか?

外国人登録番号を持たない旅行者も、警察署・地区隊・交番で紛失届が受理されると受付証を受け取れます。ただし、保険会社によって必要な書類や記載項目が異なるため、提出前に契約先へ確認してください。

位置情報が個人宅を示している場合、自分で取りに行ってもよいですか?

自分で建物へ入ったり、相手と直接交渉したりしないでください。表示された位置と確認時刻を保存し、盗難や犯罪の可能性がある場合は警察へ相談します。

LOST112にすぐ表示されない場合は見つからないという意味ですか?

そうとは限りません。駅、空港、店舗などで一時保管されている場合や、警察側への移管と登録に時間がかかる場合があります。紛失場所への問い合わせとLOST112検索を数日間続けてください。

この記事を書いた人

日本語を専攻し、来韓した日本人の友人を複数回案内してきた韓国在住の韓国人筆者です。本記事は、韓国警察庁、Apple、Googleと韓国観光公社の公式情報を確認して作成しました。

情報確認日:2026年7月25日。LOST112の画面、届出条件、端末保護機能と通訳サービスの受付時間は変更される場合があります。

※ 本記事は一般的な旅行・安全情報です。盗難や身の危険が疑われる場合は、自分で端末を取り戻そうとせず、現地警察の案内を優先してください。