2026年8月時点では、日本のパスポートなど韓国以外の国が発行した有効なパスポートを持つ外国人旅行者は、対応するNAVER予約であれば、韓国の携帯電話番号がなくても「パスポート認証」を使って本人確認を進められます。
ただし、電話番号がまったく不要になるわけではありません。NAVER IDを新しく作る場合は携帯電話によるSMS認証が必要ですが、海外の携帯電話番号でも会員登録できます。パスポート認証は、予約や注文などで韓国の携帯電話番号による本人確認が難しい外国人向けの仕組みです。
また、パスポート認証に成功しても、すべての店舗を予約できるわけではありません。店舗が外国人予約を受け付けているか、希望日時の予約枠が残っているか、利用するサービスに別の制限がないかも確認する必要があります。
先に結論:韓国の電話番号がない日本人旅行者は、「海外番号でNAVER IDを用意する → NAVER予約を開く → 必要な場面でパスポート認証を行う」という順番で確認します。認証できない場合は、パスポートだけでなくNAVER IDの登録情報や店舗側の予約条件も確認してください。
この記事の目次
- 韓国の電話番号なしでもNAVER予約できる?
- NAVERのパスポート認証を使う手順
- パスポート認証できない時の確認ポイント
- 認証後もNAVER予約できない原因
- NAVERで予約できない時の代替方法
- 予約前チェックリスト
韓国の電話番号なしでもNAVER予約できる?
NAVERは2026年6月4日に外国人向けのパスポート認証を導入しました。NAVER公式発表では、韓国の携帯電話番号を持たない外国人でも、スマートフォンとパスポートを使って本人確認を行い、NAVER Booking、NAVER Order、決済などの対応サービスを利用できると案内しています。
対象となるのは韓国以外の国が発行したパスポートです。そのため、有効な日本のパスポートも条件に該当します。詳しい導入内容はNAVERのパスポート認証導入に関する公式発表で確認できます。
ここで区別したいのが、NAVER IDを作るためのSMS認証と、予約時などに使う外国人向けパスポート認証です。
| 場面 | 日本人旅行者が確認すること |
|---|---|
| NAVER IDの新規登録 | 携帯電話でSMS認証を行う。海外で利用している携帯電話番号でも登録可能 |
| 予約・注文時の本人確認 | 対応サービスでは外国人向けパスポート認証を利用可能 |
| パスポート認証後 | 店舗の外国人受付設定、予約枠、利用条件などを別途確認する |
NAVERでは、海外の携帯電話番号でも会員登録できると公式ヘルプで案内しています。登録時に認証SMSを受け取れない場合は、NAVERの会員登録SMS認証に関する公式ヘルプを確認してください。
なお、NAVERの外国人予約に関する公式案内では、韓国非居住の外国人観光客がNAVER予約を利用する場合は、韓国式の実名認証が完了していないNAVER IDを利用するよう案内されています。今回のパスポート認証とは別の仕組みなので混同しないでください。
NAVER公式ヘルプでも、外国人が予約・注文サービスを利用する際にパスポートで本人確認できると案内されています。利用条件は変更される可能性があるため、予約前にはForeign Passport Verification公式ヘルプも確認してください。
NAVERのパスポート認証を使う手順

パスポート認証は、予約や注文を進め、本人確認が必要になった場面で行います。画面構成や表示文言は更新される可能性があるため、特定のボタン名だけを探すのではなく、その時点で表示される認証案内に沿って進めてください。
- NAVER IDを準備する。新しく作る場合は携帯電話のSMS認証が必要です。NAVERでは海外の携帯電話番号でも会員登録できます。
- NAVERにログインして予約したい店舗を検索する。NAVER MapやNAVER検索で店舗を探し、予約・Bookなどの予約リンクが表示されているか確認します。
- 希望日時や人数を選んで予約を進める。本人確認が必要になると、対応する予約ではパスポート認証へ進みます。
- パスポート原本を端末のカメラで撮影する。保存済みの画像ではなく、認証中に使用している端末のカメラを使って直接撮影します。カメラへのアクセス許可も必要です。
- 顔認証を行う。パスポート写真と本人を照合するため、画面の案内に従って正面を向き、顔全体がフレームに入るようにします。
- 認証後に予約内容と予約状態を確認する。店名、支店、日時、人数に加えて、予約が確認中なのか確定しているのかまで確認します。
パスポート認証の対象になるには、有効期限内であること、別のNAVER IDの認証に使われていないこと、パスポートの氏名・生年月日がNAVER登録時の情報と一致していることが必要です。
パスポート認証できない時の確認ポイント
1.NAVERの登録情報とパスポートを照合する
最初に確認したいのは、NAVER IDに登録した氏名と生年月日です。NAVER公式条件では、パスポートの氏名・生年月日と、NAVER加入時に入力した情報が一致している必要があります。
氏名や生年月日に入力間違いがある場合は、パスポートを撮影し直すだけでは解決しない可能性があります。先にNAVERアカウントの登録情報を確認してください。
2.同じパスポートを別のNAVER IDで使っていないか確認する
認証に使えるのは、別のNAVER IDですでにパスポート認証されていないパスポートです。複数のNAVER IDを持っている場合は、別アカウントで使用していないか確認してください。
3.有効期限・反射・明るさを確認する
期限切れのパスポートは対象外です。撮影時はパスポートを平らな場所に置き、照明の反射を避けます。暗すぎる場所でも認識に失敗する可能性があるため、文字や顔写真がはっきり見える明るさで撮影してください。
4.顔全体がカメラに入っているか確認する
パスポート撮影後には顔認証があります。カメラを正面から見て、顔全体がフレームに収まる位置に調整し、画面に動作指示が表示された場合はその案内に従います。
条件を確認しても認証できない場合は、同じ操作を繰り返す前にNAVERのForeign Passport Verification公式ヘルプで最新条件を確認してください。
認証後もNAVER予約できない原因
パスポート認証に成功したのに予約できない場合は、認証ではなく店舗や予約枠側の条件で止まっている可能性があります。
店舗が外国人予約を受け付けていない
NAVERでは、店舗側が外国人旅行者からの予約・注文を受け付けるかどうか設定できます。そのため、別の店舗では予約できても、特定の店舗だけ進めない場合があります。
また、外国人予約を受け付けている場合でも、酒類注文など成人認証が必要な一部サービスには制限があります。詳しい仕組みはNAVERの外国人予約・注文受付に関する公式案内で確認できます。
予約ボタンや希望日時が表示されない
予約ボタンが表示されない場合、その店舗がNAVER予約を利用していない可能性があります。予約ボタンはあっても希望日時が表示されない場合は、満席、受付開始前、受付期間終了、店舗側の設定など複数の理由が考えられます。
また、「現在予約できません」などの表示が出る場合、店舗が連携している顧客管理・予約システムの問題や、予約日程の連携異常が原因になるケースもNAVERが案内しています。この場合、パスポートを撮影し直しても解決しません。詳しくはNAVERの予約不可表示に関する公式ヘルプを確認してください。
「予約確認中」を「予約確定」と思わない
NAVER予約には、店舗側の確認後に確定する方式があります。「予約確認中」「予約申請」の状態は、まだ利用できることが確定した状態ではありません。
NAVER公式でも、予約確認中の場合は店舗側の確認を待ち、確定後に利用するよう案内しています。店へ向かう前に予約履歴を開き、予約が確定しているか確認してください。通信環境に備えて予約画面を保存しておくと、店頭で予約名や日時を確認するときにも役立ちます。
NAVERで予約できない時の代替方法
NAVER予約が利用できない店舗でも、予約そのものが不可能とは限りません。まず店舗の公式サイトや公式SNSなどに、別の予約窓口がないか確認してください。
飲食店なら、韓国の電話番号なしで飲食店を予約する方法|CATCHTABLEも参考になります。CATCHTABLEに掲載されている店舗であれば、NAVERとは別の方法で予約できる場合があります。
オンライン予約が見つからない場合は、店舗が指定している電話・メール・SNSなどの問い合わせ方法、宿泊先への相談、当日の店頭受付やウェイティングの有無を順番に確認します。NAVERに予約ボタンがないことだけで「予約できない店」と判断しないことが重要です。
予約前チェックリスト
- NAVER IDにログインできる
- 新規登録する場合はSMSを受信できる携帯電話番号がある
- 韓国非居住の外国人旅行者として利用する場合、韓国式の実名認証済みIDではないか確認する
- NAVER IDの氏名・生年月日がパスポート情報と一致している
- 有効期限内のパスポート原本を用意している
- そのパスポートを別のNAVER IDの認証に使っていない
- 端末のカメラ権限を許可している
- 予約したい店舗に予約ボタンまたは予約リンクが表示されている
- 希望する日時や人数の予約枠が表示されている
- 予約後は「確認中」ではなく「確定」まで確認する
2026年にパスポート認証が追加されたことで、韓国の携帯電話番号を持たない外国人旅行者でも利用できるNAVER予約の範囲が広がりました。ただし、NAVER ID作成時のSMS認証、パスポート認証、店舗側の外国人受付設定、予約枠はそれぞれ別の条件です。
予約で止まったときは、NAVER IDの登録情報 → パスポートの条件 → 店舗の外国人予約対応 → 希望日時の予約枠 → 予約の確定状態の順に確認すると、原因を切り分けやすくなります。
この記事を書いた人
韓国在住の韓国人で、大学では日本語を専攻しました。日本を複数回訪問し、日本人の友人の韓国旅行も複数回案内しています。本記事は個人的な予約成功体験ではなく、NAVER公式情報と確認できる現地サービスの仕組みをもとにまとめています。